2025年11月14日 〈株はもう下がらない〉 11/15セミナーで宣言【朝倉慶の株式投資・株式相場解説】
🎯 ポイント
- 従来の景気循環サイクルが終焉し、株価が持続的に上昇する新たなパラダイムに突入したと主張。背景には金融政策の大転換があるとしています。
- 現在の日本政府と日銀の経済政策をインフレ懸念の観点から強く批判。財政拡大と金融緩和の継続が想定外の物価上昇を招くリスクを指摘しました。
- 市場では個人投資家の積極買いや年金基金の姿勢転換といった資金動向が観察され、相場の強さを支える構造的要因があるという見方を示しています。
🔎 レビュー
<株価の新たなパラダイム>
従来の株式相場は、金融相場→業績相場→利上げ→逆金融相場という循環を繰り返すと考えられてきました。しかしこの動画では、その基本的なサイクルそのものが消滅したという、かなり挑戦的な主張が展開されていました。
特に印象的だったのは、「下げ相場は永遠にない」 という強いメッセージです。これは単なる楽観論ではなく、ニューヨーク連銀の資産購入再開宣言など、金融政策の根本的な転換を根拠にしているように感じました。確かに、経済が成長している局面で量的緩和を再開するというのは、従来の理論では説明しにくい動きかもしれません。
ただ、このような主張には当然ながら反論も多いでしょう。動画内でも「常識を覆す話」と自認しており、明日のセミナーで論理的に証明すると繰り返していました。投資家としては、まずはこの新理論の根拠を慎重に検証する必要がありそうです。
<政策のジレンマとインフレリスク>
現在の日本経済政策について、スピード感のある対応を評価しつつも、根本的な方向性の誤りを強く指摘していました。補正予算の拡大という財政政策が、すでにインフレ傾向にある経済にさらに追い打ちをかけるという危惧があるようです。
「想定外の物価上昇」 が繰り返し強調されていた点が気になります。これは単なる物価上昇ではなく、従来の経済モデルでは予測できないほどの急激な変化を暗示しているように受け取りました。政策当局と市場認識の間に、大きな乖離が生じつつあるのかもしれません。
このような状況下では、個人が国に依存するのではなく、自らリスク管理を行うことの重要性が増してきそうです。動画で語られていた「自分で人生を切り開く」というメッセージは、単なる精神論ではなく、現実的な投資アドバイスとして響きました。
<市場参加者の心理変化>
興味深かったのは、市場参加者の行動変化に関する具体的な観察です。空売り勢の買い戻しや個人投資家の積極的な買いといった動きが、相場の強さを裏付けているという分析には納得できる部分があります。
特に注目すべきは、年金基金の買い姿勢への転換です。これまで調整的な売りを続けていた大きなプレイヤーが買いに回るというのは、市場の流れが根本から変わったことを示唆していると言えそうです。このような資金フローの変化は、短期的な値動き以上に重要なシグナルかもしれません。
とはいえ、一部のハイテク株のように「上げすぎ」と指摘される銘柄もあり、全ての銘柄が無条件に上昇するわけではないというバランス感覚も感じられました。相場の本流がどこに向かっているのか、より注意深く観察する必要がありそうです。
<今後の経済シナリオ>
為替市場に関する見通しでは、12月の利上げが現実味を帯びてきたという認識を示していました。しかし、ここでも従来の理論とは異なるシナリオが提示されていたのが印象的です。
利上げ後に本格的な円安が進むという逆説的な見立ては、多くの投資家の常識に反するものかもしれません。通常、利上げは通貨高要因ですが、むしろその後の方が円安圧力が強まるというのは、何か他の要因が働くことを想定しているのでしょう。
このような予想が正しければ、為替ヘッジの必要性や輸出企業への影響など、投資戦略の再構築が迫られることになります。ただ、あくまで一つの見解ですので、他のエコノミストの分析とも比較しながら、自分なりのシナリオを構築することが大切だと感じました。
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